傘と灯のあいだ
雨をしのぐための傘と、夜を照らすための提灯。用途は異なりながらも、その内側にはどこか似た手仕事の流れが通っています。
紙を張るということ
和傘も提灯も、骨の上に紙を張ることで形をつくります。軽やかでありながら、外の環境に耐えるための構造が、静かに工夫されています。
油という共通の知恵
番傘に塗られる油、提灯の露除けに使われる乾性油。紙を守るために油を生かすという考え方は、どちらにも共通しています。
光と影のあいだ
提灯は光を内に宿し、和傘は光をやわらかく受け止めます。そのどちらにも、紙を通したやわらかな陰影があり、強い光とは違う静かな表情を生み出します。
三傘帖として見たいこと
このサイトでは、傘と灯を別々のものとしてではなく、そのあいだに流れていたものとして見つめています。道具の形だけでなく、そこに宿る手仕事や感覚を、静かにたどっていきます。